消費減税で経済成長論も同じ馬鹿馬鹿しさがある。消費が活性化してそれが誰かの所得や賃金になるという世界観は、資本が蓄積する原理を持つ現実と乖離した空想であるし、実際、資本収益率が上がったからと言って、労働者の賃金や所得が劇的に上がるわけではないし、資本に引っ張られて上がる程度は奴隷の待遇改善に他ならない。
資本蓄積のケツを軽くするだけで、それが労働生産性や実質賃金や所得やgdpに繋がるとは決して限らないことは、資本収益率を上げて、金融緩和をして、成長戦略をやったアベノミクスを見ても明らかだろ。
https://youtu.be/1IkiTKn_zP4
ひろゆきは詭弁で話をすり替えてばかりで論外ではあるが、彼の指摘は皮肉にもいわゆる現代貨幣理論などの金刷れば解決一派のおかしな点を露呈させている。
国債発行で即ち財政破綻するわけではないというのはその通りでインフレ率などの経済指標に注視すべきというのはその通り(貨幣はそのステータスというか指標でしかない)ではあるが、単に国債を発行して公共投資などをすればいい、あるいはばら撒けばいいでは、資本収益率を高めるだけで、そこからいわゆる経済成長(国民の所得や資産や賃金)に繋がると安易に考えるのはトリクルダウン並みの浅はかさがある。
https://twitter.com/shiikazuo/status/1390233724491501569?s=21
日共の「アベ・スガ政治を許さない」パフォーマンスは悪魔化が過剰過ぎるあまり、現実に起こっている政治の問題提起を、非常に寡頭制的で翼賛的な議会制のゲームへと収斂させているように思える。もちろんそんなものは国民国家(社会契約)の暴走を助長しても、止められはしない。何故なら、人民が矛盾や疎外によって闘争のなかで苦しみながら命を落としている最中、国民国家の枠の中で、リヴァイアサンのハラワタのなかで、くだらない空想に更けているくらいしか出来んのだから。
https://twitter.com/gendai_biz/status/1388961890546507776?s=21
何でもかんでも「殺人者」に飛躍する南条さんと全く同じですね。こういうモラハラには皆さんも気をつけましょう
「問題は、我々が過激主義者かどうかではなく、どういう種類の過激主義者になるかということです」
一般のコミュニストです。
社会契約に依拠する市民はお断り。